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黒橡色(くろつるばみいろ) [日記]

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黒橡色(くろつるばみいろ)

おはようモーニング!

今日の日本の伝統色は黒橡色(くろつるばみいろ)です。

黒橡(くろつるばみ)とは、橡の実を砕いて煎じたものを鉄媒染で発色させた青みがかった黒色のことです。

ちなみに橡は櫟(くぬぎ)の古名で、灰汁焙煎では黄褐色の黄橡になります。

泥で染めたような黒は身分の低い者が着用する衣服の色でしたが、ドングリによって染めた黒橡は黒染めと同じく貴人の喪服に用いられ、伝統色名として受け継がれてきました。

『万葉集』にある「橡の衣」とは、この黒橡色の衣のことです。

1月20日〜1月24日頃を七十二候では、款冬華 (ふきのはなさく)と言います。

七十二候が大寒の初候に変わり、ふきのとうが出始める頃となりました。
 
厳しい寒さの中、そっと黄色いつぼみを出すふきのとう。
雪解けを待たずに顔を出す春の使者で、凍てつく地の下では春の支度が着々と進んでいます。
 
款冬とはフキのことで、その花茎をフキノトウといいます。
 
冬に黄色の花を咲かせるところから、冬黄 (ふゆき) がつまって「ふき」になったと言われます。

ふきのとうは、春一番に最も早く食べることができる山菜で、野山や道端など、日当たりの良い場所に自生します。
 
現在は食用として栽培もされていますが、栽培ものは大きくて細長く、香りが少ないのが特徴です。
 
「春の皿には苦みを盛れ」とは、先人の言葉。
 
独自の香りとほろ苦さがあり、カロテン・ビタミンB1・カリウムを含むふきのとうは、冬の間におとろえた体を目覚めさせてくれます。
 
冬ごもりから出てきた熊が、まず最初に口にするのも、このふきのとうと言われています。
 
また、ふきのとうは、咳止め・咳痰・健胃・浄血・毒消しなどの薬効があることでも知られています。

1月20日〜2月3日頃を二十四節気では、大寒(だいかん)と言います。

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紺色(こんいろ) [日記]

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紺色(こんいろ)

おはようモーニング!

今日の日本の伝統色は紺色(こんいろ)です。

紺(こん)とは、藍染(あいぞめ)の中で最も濃い色で、わずかに赤みを含んだ濃い青色のことです。

英名では『ネイビーブルー』。

古くは『深縹(ふかきはなだ)』と呼ばれ、平安時代の式目『延喜式(えんぎしき)』にもその名が見られます。

ちなみに『縹(はなだ)』とは昔の青色のこと。

もともと中国古来の染色名だった紺色は、平安の頃に色調とともに我が国に伝来しました。

その後、日本古来の色で同色だった『深縹』に「紺」の字があてられて、中世以降に定着していきます。

紺色は日本人にとって広く親しまれ、紺絣(こんがすり)、紺足袋(こんたび)、紺暖簾(こんのれん)など「紺」が付く単語は数多くみられます。

室町時代には紺染(こうぞめ)職人を紺掻(こうかき)と呼び、江戸時代には紺屋(こうや)が染物屋の代名詞になるほどでした。

現在でも学校や企業の制服の色として広く使われています。

紺色は藍染を繰り返して出される色ですが、大変に手間がかかる事から江戸期には手軽に染めるため「呉汁に染めを加え、予め布地に下染してから藍染に移す」ことも行われるようになりました。

このため手間を掛けた「上等の紺」は特別視され、『上紺(じょうこん)』や『正紺(しょうこん)』と呼ばれ区別されています。

また、これ以上は濃く染まらないという事から『留紺(とめこん)』の名でも呼ばれました。

鎌倉の頃より『紺』は『褐色(かちいろ)=勝色』として武士には縁起の良い色でした。

戦国時代の名将“藤堂高虎(とうどう たかとら)”も遺訓の中で「戦の道具は柿色はダメだ、紺色がいい。」といっています。

江戸初期に『柿色』が流行しましたが、高虎としては武士が紺色を身に着けずに流行色を着ることが面白くなったのかもしれません。

1月13日今日は何の日
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褐色(かちいろ) [日記]

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褐色(かちいろ)

おはようモーニング!

今年最初の日本の伝統色は褐色(かちいろ)です。

褐色(かちいろ)とは、紺よりもさらに濃い、黒色に見えるほどの藍色のことです。

「かちん色」とも読まれます。

現代では「褐色」と書くと「かっしょく」と音読みし、茶系統の『赤褐色(せっかしょく)』や『黄褐色(おうかっしょく)』を指しますが、中世や近世の日本では濃い藍色のことでした。

色名の「かち」は、藍を濃く染み込ませるために布などを搗かつ事からきており、『搗色』『褐色』『勝色』が当てられました。また、武家の間で「かち=勝ち」の読み方が好まれたため、「褐色威おどし」や「褐色の直垂ひたたれ」などの表記が軍記物語などによくみられます。

七十二候では1月10日〜1月14日頃を「水泉動」(しみずあたたかをふくむ)と言います。

七十二候が小寒(しょうかん)の次候に変わり、地中で凍っていた泉が融け動き始める頃となりました。
 
この候でいう「水泉」とは、“湧き出る泉”のことをいいます。

まだまだ空気は冷たく、地上のあらゆるものが凍りつく寒さ厳しい時期ですが、目には見えずとも地中では陽気が生じ、春に向けて少しずつ動き出しています。
 
一年で一番寒さの厳しい大寒に向かいながらも、自然界では着々と春への準備が進み、かすかなあたたかさを愛おしく感じられる季節です。

二十四節気では、1月5日〜1月19日頃を小寒問いいます。

二十四節気が冬至から小寒に変わり、いよいよ「寒の入り」です。
 
この後に大寒を控え、寒気がまだ最大にならないという意味ですが、「小寒の氷、大寒に解く」という故事もあり、実際は小寒の頃の方が寒さが厳しいことも。
 
池や湖の氷も厚みを増し、本格的な冬の季節です。

小寒から4日目は「寒四朗」といい、この日の天候が麦の収穫を左右すると信じられており、また、9日目に降る雨は「寒九の雨」と呼ばれ、豊作の兆しとして喜ばれてきました。
 
寒九の日に汲んだ「寒九の水」で薬を飲むと良く効く、という言い伝えもありました。
 
小寒と次の節気・大寒を合わせた、節分までのおよそ一ヵ月を「寒中」「寒の内」といいます。

一年で最も寒い時期で、この寒さを利用して氷餅や凍み豆腐、寒天作りなどの ”寒の仕事” が始まります。

寒稽古や寒中水泳が行われるのも、この “寒” の時期で、この間に出すのが「寒中見舞い」です。
 
2月4日頃の立春には、「寒の明け」を迎えます。

このブログでは紹介していませんが、小寒の初候(1月5日〜1月9日頃)を「芹乃栄」(せりすなわちさかう)と言います。

冷たい水辺で育つ芹は、空気が澄み切るように冷えるこの時期、“競り合う”ように良く育ち、1月から4月にかけて旬を迎えます。

食べると爽やかな香りと歯ざわりが特徴の芹は、春の七草の一つとしてもおなじみ。
 
昔から栽培も行われてきましたが、日本全国の沢や河川の水際など、水分の多い土壌に自生している姿が見られます。
 
奈良時代には既に食用とされていた記録が古事記や万葉集に残されており、平安時代には宮中行事にも用いられました。
 
この宮中行事は、やがて一般家庭にも広まっていくこととなり、毎年正月7日に一年の豊作や無病息災を祈って食べる「七草粥」として、現代にもすっかり定着しています。

また、セリというと、七草粥に並んですぐに思い浮かぶのが、秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」。
 
きりたんぽが無ければ当然“きりたんぽ鍋”にはなりませんが、そんな主役に負けず劣らず欠かすことの出来ない食材が「セリ」です。
 
セリをよく食べる地域では「根っこが一番美味しい」というのは常識で、秋田で食べたきりたんぽ鍋にももちろん、セリの“根”が入っていました。
 
野菜の“根っこ”というと切り落として捨ててしまうイメージが強く、半信半疑なところがありましたが、一つ食べて納得。
 
それまでセリ自体身近な食材ではありませんでしたが、以来、セリを見つけては買い求め、根まで調理して美味しく頂くようになりました。
 
春の七草とは、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな (かぶ)、すずしろ (だいこん)、
これぞ七草」
 
昔から日本では、正月7日には、一年の豊作や無病息災を祈って七草粥を食べる風習があります。
 
七種粥は、お正月料理のご馳走に疲れた胃にも優しく、冬場に不足しがちなビタミン類を補う意味でも理にかなった行事食です。

ちなみに1月7日は、「ツメ切りの日」。

新年になって初めて爪を切る日です。
 
七草爪といって、七草を浸した水に爪をつけて軟らかくしてから切ると、その年は風邪をひかないと言われています。

1月12日今日は何の日

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