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塗料の一液と二液型の違い? [塗料雑学]

外壁塗装に使う塗料には、例えば、同じシリコン樹脂系塗料でも弱溶剤と強溶剤タイプの物が有り、さらに一液と二液型の物があります。弱溶剤と強溶剤タイプの違いは、次回解説させてもらいます。

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塗料の一液と二液型の違いは、簡単にいうと、一液塗料は使用時に塗料にシンナーを混ぜて使いやすい粘度にします。塗料の乾燥は、自然乾燥です。(溶剤が放出され事で乾燥する)

一方、二液型塗料は使用時に主材(ベース塗料)に硬化剤を混ぜ、その後にシンナーで希釈します。主材と硬化剤の混合比率は製造所で決められており、台秤などで正確にはかり混合する必要があります。
攪拌は電動攪拌機を用いて確実に混合するようにして下さい。特に弱溶剤の塗料の場合、手で攪拌しても混ざりません。
塗料の乾燥は化学反応で、可使時間が決められております。外壁・屋根用の塗料の場合ほ3~6時間で固まり始めます。

耐候性を一液と二液型で比べると、各塗料メーカーから様々なタイプの一液型の高性能の塗料が開発されていますが、現在においてはまだまだ、二液型の方が優れております。
そして金額は、二液型の方が高くなります。

住宅の塗り替えをする場合、屋根は直射日光や雨の影響を直接受けるため、外壁に比べると劣化が早い時期に現れます。
そこで、屋根と外壁の耐久年数を合わせるため、屋根は二液型・外壁は一液型の仕様をお勧めします。


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KAN

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nice!ありがとうございます。
by KAN (2016-10-07 05:42) 

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